「地域団体商標事例集2017」発刊のお知らせ

平成29年3月6日
経済産業部地域経済課特許室

特許庁は、地域ブランドの保護・振興を目的に導入した「地域団体商標制度」の一層の普及と活用を促進するため、本制度の解説や具体的な活用事例等及び平成28年12月末までに登録された598件を掲載した「地域団体商標事例集2017」を発刊しました。

1.地域団体商標制度とは
地域団体商標制度は、地域ブランドをより適切に保護することにより、事業者の信用の維持を図り、産業競争力の強化と地域経済の活性化を支援することを目的として、平成18年に創設された制度です
例えば「沖縄黒糖」や「有田みかん」、「玉造温泉」、「琉球びんがた」のように、地域名と商品・役務(サービス)名を組み合わせた商標を、組合、商工会、商工会議所、NPO(特定非営利活動法人)及びそれらに該当する外国の法人が出願、登録することができます。

現在(平成29年3月6日時点)海外からの案件も含めて601件登録されております。

【登録の多い分野】              【登録の多い都道府県】
1.工芸品・かばん・器・雑貨(81件)      1.京都府(62件)
2.食肉・牛・鶏(59件)            2.兵庫県(35件)
3.織物・被服・布製品・履物(57件)      3.岐阜県(29件)

2.地域団体商標事例集2017の概要
本冊子では、地域団体商標598件の紹介とともに、沖縄の伝統工芸産品として有名な「琉球びんがた」「壺屋焼」などの13件について、地域団体商標制度を戦略的に活用することができるよう、実際の登録権利者からの声を中心とした活用事例の掲載に加え、地域団体商標制度の概要や地域団体商標に関する特許庁の支援策、地域団体商標権の存続期間更新のお知らせ等を掲載しております。

本事例集が、これから地域団体商標の取得を目指す団体や、今後さらなる活用を検討している地域団体商標取得済みの団体等の参考となり、新たな知的財産戦略や事業活動の道しるべとなれば幸いです。
なお、本事例集で紹介されている沖縄地域の団体は、次のとおりです。

・石垣の塩 (八重山観光振興協同組合)    ・沖縄そば     (沖縄生麺協同組合)
・琉球泡盛 (沖縄県酒造組合連合会)     ・琉球びんがた   (琉球びんがた事業協同組合)
・首里織  (那覇伝統織物事業協同組合)   ・本場久米島紬   (久米島紬事業協同組合)
・沖縄黒糖 (沖縄県黒砂糖協同組合)     ・八重山かまぼこ  (八重山観光振興協同組合)
・石垣牛  (沖縄県農業協同組合)      ・壺屋焼      (壺屋陶器事業協同組合)
・宮古上布 (宮古織物事業協同組合)     ・沖縄赤瓦     (沖縄県赤瓦事業協同組合)
・読谷山花織(読谷山花織事業協同組合)    ・琉球かすり/琉球絣(琉球絣事業協同組合)

※「地域団体商標」の活用事例

【入手方法】
○沖縄総合事務局経済産業部特許室での配布
○ホームページからのダウンロード
下記の特許庁ホームページからPDF版をダウンロードできます。

【お問い合わせ先】
内閣府沖縄総合事務局 経済産業部地域経済課 特許室 担当者:下地、上原
TEL:098-866-1730 FAX:098-860-1375