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農産物・加工品の多品目販売で地産地消を推進

〔 宮古島市 〕

【取組主体】   
  名   称 : ワイドー市場宮古島
  取組の範囲 : 宮古島市
  開始年度  : 平成17年度

情報収集官署名 : 沖縄総合事務局 宮古島統計・情報センター( TEL:0980-72-4772 )

1 取組の背景

 宮古島市内の米穀店経営者は、農家と消費者をつなぐ等の事業展開を検討していたところ、地元農家から農産物の直売を行いたいという声を聞き、平成18年1月に農産物や加工品の受託販売所「ワイドー市場宮古島」を開設した。

2 取組の具体的内容

 同販売所の開設に当たって、地元農家のグループを対象とした説明会を開催し参加者を募集。運営については、バーコードシステムによる商品管理や、生産者自らが価格や出荷量を決める方式をとり、農家が販売しやすいよう配慮している。
 営業時間は午前9時から午後7時までの年中無休で、農産物だけでなく、地場産物の加工製品(アロエもろみ酢、ゴーヤー茶など)や農家で組織した加工グループで生産したみそや漬け物、ドレッシングなどを販売している。
 商品は委託販売方式で、出荷農家は時間帯の制限なく商品を持ち込むことができる。販売手数料は、販売価格の20%(加工品は25%)で、代金の支払いは販売された翌月の15日に現金で支払われ、離島などからの出荷農家に対しては、振込での対応も行っている。

3 取組の具体的効果

 農家にとっては、品目、納期、数量、規格、価格などの制限がないため販売しやすいこと、消費者にとっては、鮮度のよい地場産物が手頃な価格で購入できることから、取扱品目、取扱量が大幅に増加している。
このため、同市場への出荷農家数も開設当初の30人から、1年経った現在では300人となり、取扱品目も加工品を含め750品目を超えるまでになった。農家にとっては、これまで市場出荷ができない規格外品や少量生産の地場産物(宮古ゼンマイ、なんこう(かぼちゃ)、島バナナ、ローゼルなど)が販売できるようになったことで生産意欲が高まっている。
 また、地元の消費者だけでなく、観光客もインターネットや口コミ情報などで訪れるようになり、電話での注文も来るようになった。

4 今後の展開方向

 同市場開設以来、商品を購入した観光客による電話での再注文や、地元出身者等の県外からの注文も増えていることから、その対応を強化することとしている。
 また、宮古島の気候の特性上、夏場野菜の生産量の減少や台風被害等により、出荷される農産物が減少する時期があることから、農家に対しては施設栽培や台風対策等による安定生産への協力を依頼することとしている。

5 取組に係る問題点と解決策

 これまで、同市場のPRについては、インターネット上のブログで対応してきたが、より充実した情報提供や、島外の利用者からの注文に迅速に対応するため、ホームページの運営及びインターネット販売について専門スタッフを配置し、ホームページの作成を現在行っている。
 また、ホームページでのPR以外にも、消費者向けのパンフレットも作成し、観光案内所、ホテル、一般の会社等への配布を始めている。

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販売所正面(国道沿いにあり大型スーパーの駐車場に隣接することから利便性が高い。)

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バーコードシステム(操作が簡単なため農家自身でバーコードを出力できる。)

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販売所内(農産物:各コーナーに地元農産物が出品される手前は「なんこう」(在来のかぼちゃ)

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販売所内(加工品)地元の農水産物を加工した製品が数多く出品されている。

連絡先 : 宮古島市平良字松原 551-4
       ワイドー市場宮古島( TEL:0980-72-7684 )

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