□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■    おきなわAFFメール  2005年1月5日  Vol.7                発行:沖縄総合事務局農林水産部 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  ◇ 目次 ◇  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  1. 年頭の辞  2. 農政の動き  3. 意見募集  4. 農林漁業現地事例情報  5. 統計情報  6. 消費者情報  7. お知らせ  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  1.年頭の辞  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−             沖縄総合事務局農林水産部長 秋本 佳則   平成17年の年頭に当たり、謹んで新年のお慶びを申し上げます。   さて、昨年は、度重なる台風の襲来が全国的に大きな被害をもたら  しました。このため、全国で野菜が品薄になり、価格の高騰が大きな  問題になりました。ここ沖縄においても野菜の価格が一時期高騰した  わけですが、実は、沖縄は、野菜の多くを本土に依存しており、沖縄  における野菜の自給率の向上が必要であるとの思いを強くしたところ  です。沖縄で野菜が少ない理由の一つに、夏場の高温障害や病害虫の  被害があり、夏場の野菜生産を増やしていくことが重要ではないかと  思います。平張ハウスを設置したり、古くから伝わる島野菜の復活や、  直販所により一般の流通規格外のものも流通させていく、といった取  組も進めて、離島の自家消費は自給していけるようにしたい、と考え  る次第です。   また、沖縄には、この島野菜をはじめとした独自の食文化がありま  す。沖縄の財産とも言うべきこうした伝統的な食文化を踏まえた食育  や、食の安全・安心に向けた対策についても、積極的に取り組んでま  いりたいと考えております。   ところで、「閉鎖性水域」という言葉がありますが、四方を海に囲  まれた沖縄本島や離島は、いわば「閉鎖性陸域」とも言うべき地域で  はないかと思います。このような地域においては、有機性の廃棄物を  バイオマス資源としてリサイクルする取組は、他地域にも増して求め  られているのではないでしょうか。特に、最近、肉用牛の飼育頭数が  増えてきている中で、家畜ふん尿の処理が問題となってきており、こ  れを廃棄物ではなくバイオマス資源として利用することが必要だと思  います。   一方、沖縄の基幹作物であるさとうきびは、本島北部や離島では、  水や酸性土壌の問題だけでなく土地がやせているために反収が本島南  部に比して低い状況にあり、土作りが非常に重要になっているわけで  す。この土作りに、家畜ふん尿を堆肥にして利用することを考える必  要があり、こういった耕種と畜産の連携を進めていくことが喫緊の課  題だと考えます。このため、当農林水産部内に、その検討のためのプ  ロジェクトチームを設置したところです。   さらに、家畜ふん尿に限らず、沖縄に存するあらゆるバイオマス資  源を利活用していく取組が必要であり、農林水産部バイオマス利活用  推進連絡会議を設置し、現在、バイオマスタウンの推進等の検討を行  っているところです。この検討の中で、家庭や飲食店等から出る生ゴ  ミや街路樹の剪定枝などもバイオマス資源として利活用していくこと  も検討し始めております。今後は、地域をあげて総合的なバイオマス  施策を推進していく雰囲気作りを進めてまいりたいと考えております。   以上のような課題以外にも沖縄においてさまざまな農政の課題があ  ります。沖縄総合事務局農林水産部といたしましても、関係各位の御  意見を積極的に取り入れながら、ひとつひとつの課題に全力で取り組  んでいく所存でありますので、引き続き皆様方の御支援、御協力を賜  りますよう、よろしくお願い申し上げる次第です。   結びに、新年を迎えるに当たり、沖縄県の農林水産業の更なる発展  と皆様方の御健勝を心から祈念いたしまして、年頭のごあいさつとさ  せていただきます。     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  2.農政の動き  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  ○ 平成16年度「食を考える月間」の取り組みについて   我が国における最近の食生活における栄養バランスの偏り、生活習  慣病の増加の問題や食品の安全性に対する国民の食に対する関心の高  まりなどに適切に対処するためには、国民一人一人が自らの「食」に  ついて考える習慣を身につけ、判断する能力を養う食育の推進が重要  となっています。   特に、沖縄にあっては、独特の気候風土と歴史に育まれた食文化が  存在する中、「健康と長寿」に対する県民の認識は極めて高く、食生  活改善、教育、農林漁業、食品産業等の各分野との組織的な連携や地  域に根ざした食育の推進が一層重要となっています。   このようなことから、沖縄総合事務局農林水産部では、平成16年  度「食を考える月間(平成17年1月1日〜31日)」にちなんで食  品の生産者、流通業者、消費者に至る「食」に関わる人々の参加の下  に、沖縄の食文化、食の健康、食の安全性、食料消費構造や食を支え  る農林水産等をテーマに、次のような様々な取り組みを実施すること  としております。   詳しい内容については、こちらをご覧下さい。  http://ogb.go.jp/nousui/press_info/data/20041216/index.htm                ◆  ○ 「地域に根ざした食育コンクール2004」審査結果について   「地域に根ざした食育コンクール2004」について、インターネット、  書類による公募を行ったところ、平成16年6月下旬から11月中旬  までの応募期間に全国から237事例の応募があり、審査の結果、農  林水産大臣賞1点、農林水産省消費・安全局長賞4点、地域に根ざし  た食育推進協議会長賞7点が決定されました。   また、審査委員会奨励賞19点も併せて決定され、教育分野で北部  農林高校生活科学科が選ばれました。   詳しい内容については、こちらをご覧下さい。  http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20041213press_10.htm                ◆  ○ 農業法人設立に関する不正な勧誘に対する注意喚起について   最近、都道府県などから、農業法人の設立に当たって、あたかも農  林水産省が実在しない助成金を交付するかのような文書を配布したり、  農業者等に対し、実在しない補助事業名等を用いて、農業法人の設立  を持ちかけるなど農業法人の設立に関する不正な勧誘の動きが報告さ  れています。   このことから、このような動きによる被害者が出ないよう、農業者  をはじめ国民の皆様に対して、注意喚起をいたします。   詳しい内容については、こちらをご覧下さい。  http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20041224press_1.htm                ◆  ○ 生鮮食品の小売店舗及び中間流通業者における表示実施状況調査   等の結果概要(平成16年度上半期)について   農林水産省では、全国の小売店舗で販売されている生鮮食品の品質  表示及び有機農産物の表示について、それぞれ表示が適切に行われて  いるかを恒常的に調査しています。また、今年度から、小売店舗が適  切な食品表示を行うためには、中間流通業者による小売店舗に対する  適切な表示が必要不可欠であることから、中間流通業者が小売店舗に  対して行っている表示状況について調査を実施しています。   今回、農林水産省より平成16年度上半期の結果が公表されました  のでお知らせします。  http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20041210press_8.pdf   また、沖縄総合事務局管内における調査の結果についてはこちらを  ご覧下さい。  http://ogb.go.jp/nousui/section/anzen/press/20041210/20041210_02.pdf  ◆その他の情報◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−   ○ 水産業・漁村の多面的機能に関する情報    http://www.jfa.maff.go.jp/tamenteki/index.htm   ○ バイオマス・ニッポン総合戦略に関する情報    http://www.maff.go.jp/biomass/index.htm   ○ 食品表示に関する情報    http://www.maff.go.jp/soshiki/syokuhin/heya/jasindex.htm   ○ 米政策改革に関する情報    http://www.syokuryo.maff.go.jp/system/komet14.htm   ○ コイヘルペスウイルス病に関する情報    http://www.maff.go.jp/koi/index.html   ○ 鳥インフルエンザに関する情報    http://www.maff.go.jp/tori/index.html   ○ 牛海綿状脳症(BSE)に関する情報    http://www.maff.go.jp/soshiki/seisan/eisei/bse/bse_j.htm  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  3.意見募集  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  ○ 新たな食料・農業・農村基本計画について     食料・農業・農村基本計画については、食料・農業・農村をめぐる  情勢の変化や施策の効果に関する評価を踏まえて、平成17年3月を  目途に新たな基本計画を策定します。  8月10日には中間論点整理が出され、現在、食料・農業・農村政策  審議会でさらに議論が進められております。     新たな食料・農業・農村基本計画について、国民の皆様から意見を  募集しています。  http://www.maff.go.jp/keikaku/index.html                ◆  ○ 農林水産環境政策について   農林漁業者の主体的な努力を基本として、農林水産業の自然循環機  能の維持・増進とともに、農山漁村の健全で豊かな自然環境の保全・  形成に向けた施策を展開します。  農林水産環境政策について、国民の皆様から意見を募集しております。   http://www.maff.go.jp/kankyo/                ◆  ○ 「わかりやすい表示方法について 報告書」に対する意見の募集    について   食品の表示に関する基準について表示項目等の整合性を図るため、  農林水産省では、厚生労働省と共同で「食品の表示に関する共同会議」  を開催しております。この共同会議において、平成15年11月から  加工食品の表示方法をよりわかりやすくするための検討が行われてい  ます。   このたび、共同会議においてとりまとめられた「わかりやすい表示  方法について報告書」について、広く国民のみなさまからご意見を募  集いたします。   今後、提出していただいたご意見等を考慮しつつ、表示基準の改正  等を行うこととしております。   http://www.maff.go.jp/www/public/cont/20041214pb_1.htm  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  4.農林漁業現地事例情報  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  ○ 【 有害水産動植物(イタチザメ等)を駆除 】                           ( 石垣市 )   有害水産動植物(サメ類)の駆除により、漁業被害の軽減及び安  全な操業環境の確保する取り組みが八重山漁業協同組合で実施され  た。  ○ 【 乾燥もずく加工処理施設を整備 】                           ( 糸満市 )   沖縄県産もずくは酢の物が主であったが、「乾燥もずく」として  製品開発することにより、サラダなどの幅広い料理に利用でき、消  費拡大を図る。  ○ 【 20代の若者がエコツアー会社を設立 】                           ( 金武町 )   地元の若者が中心となり、農山漁村の自然環境や景観保全に関心  を高めてもらい、エコツーリズム事業をとおして金武町を全国にア  ピール。  ★ その他、詳しい内容についてはこちらをご覧ください。      http://ogb.go.jp/nousui/genchi-info/index.htm  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  5.統計情報  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  ○ 平成16年産水稲の収穫量   http://ogb.go.jp/nousui/statistics/result/2004/pdf/16-24.pdf  ○ 平成16年耕地面積(平成16年7月15日現在)   http://ogb.go.jp/nousui/statistics/result/2004/pdf/16-20.pdf  ○ 平成15年海面漁業・養殖業の生産額   http://ogb.go.jp/nousui/statistics/result/2004/pdf/16-25.pdf  ★ その他、各種統計調査結果についてはこちらをご覧ください。      http://ogb.go.jp/nousui/statistics/result/index.htm  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  6.消費者情報  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  ◆消費者相談Q&A(12月分)◆   ここでは、相談に寄せられた内容に関するご質問を紹介しています。  Q1:玄米茶の原材料である「米」の表示は、「玄米」「米」のどち    らになるか。  A1:原材料は一般的な名称を表示することとなっているため、「玄    米」「米」のどちらでも構いません。                ◆   Q2:塩にアーサを混ぜた商品(用途は食塩)の原材料の表示につい    て、塩は「海水」とするのか。また、アーサには原産地表示も必    要か。  A2:原材料の塩を仕入れ、それにアーサを混ぜて付加価値を付けて    いるので、原材料の表示は「塩」「アーサ」でよいでしょう。な    お、塩にアーサを混ぜたことにより、名称は「塩加工品」等にな    ります。また、「アーサ」には原料原産地表示の義務対象品目で    はないため、アーサの原産地表示は特に必要ありません。                ◆   Q3:ビン容器から簡単に剥がせない紙ラベルとキャップシール(ビ    ンにプラスチックのキャップがついている容器のキャップの部分    のみを覆っている)にも識別表示は必要か。  A3:ビン容器から容易に剥がせない紙ラベルであれば、識別表示の    義務はありません。また、キャップシールについても、容器の2    分の1以下の大きさなので識別表示の義務はありません。                ◆   Q4:お米の表示のルールがあると聞いたが、どのような表示がある    のか教えてほしい。  A4:パンフレット「知っていますか お米の表示」及び「知ってお    きたい 食品の表示」により、袋詰めされたものは「名称」、「    原料玄米」、「内容量」、「精米年月日」、「販売者」を表示す    ることになります。また、袋詰めされていないものは、農産物と    同じく「名称」「原産地」を表示することになります。  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  7.お知らせ  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  ○ メール de 食育「標語コンテスト」について   平成17年1月の「食を考える月間」にちなみ、食生活の現状、食  の安全・安心、健康等について理解を深める目的で、子どもから大人  まで広く「食」をテーマとした標語を募集します!  募集内容  :「食」をテーマにした標語  募集期間  :平成16年12月17日〜平成17年1月17日  発表・表彰式:平成17年1月24日(月)  応募資格  :年齢、性別、問いません  詳しい内容については、こちらをご覧下さい。   http://ogb.go.jp/nousui/press_info/data/20041216/mail_de_syokuiku/index.htm                ◆  ○ 移動消費者の部屋(食を考える週間)について   沖縄総合事務局農林水産部では、「食を考える月間」期間中、「食  を考える週間」と銘打ち、「移動消費者の部屋」を開設します。週間  中、消費者の皆様とのコミュニケーションを深めるために、農林水産  行政、食の安全・安心に関する情報の提供を行うとともに、消費者の  皆様や食品関連企業等からのお問い合わせ、相談等も受け付けます。  開催日時:平成17年1月24日(月)〜28日(金)10:00〜17:00        消費者相談の受付:1月24日(月)14:00〜17:00                 1月26日(水)14:00〜17:00  開催場所:コープおきなわ 新都心店 2階  詳しい内容については、こちらをご覧下さい。   http://ogb.go.jp/nousui/press_info/data/20041216/index02.html                ◆  ○ 「食と農」シンポジウム(沖縄の食育を考える)の開催について      健康で豊かな食生活を実現するためには、国民一人一人に「食」に  ついて関心を持っていただき、日頃から「食」について考える習慣を  身につけてもらうことが重要です。   沖縄総合事務局農林水産部では、「食を考える月間(平成17年1  月1日〜31日)」期間に、沖縄の食育の現状と今後のあり方などに  ついて考えるシンポジウムを開催します。  日時:平成17年1月26日(水)13:30〜  場所:那覇市おもろまち2−1−1      那覇第2地方合同庁舎 2階 会議室   詳しい内容については、こちらをご覧下さい。  http://ogb.go.jp/nousui/press_info/data/20041216/index03.html                ◆  ○ 12月の沖縄県内の家畜市場子牛取引価格の動向    県全体(開催全市場)の平均価格     黒毛(雌)  370,033円(対前月比 100.0%)  黒毛(去)  452,036円(対前月比 101.4%)  黒毛(全体) 417,890円(対前月比 100.9%)       各市場別の結果はこちらをどうぞ        ↓     http://ogb.go.jp/nousui/sikyo/index.html  ◆編集後記◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−   新年明けましておめでとうございます。   皆様にとって昨年は、どのような一年だったでしょうか?  昨年は、その年を表す漢字として「災」が選ばれたように、自然災害  の年だったと思われる方も多いかと思います。   沖縄においても、台風や事件など暗い話題が多かった年ではありま  したが、一方、ゴルフの宮里藍選手や芸能関係ではオレンジレンジの  活躍など明るい話題もいろいろとありました。   今年は酉年です。今年は自然災害の少ない穏やかで明るい話題の多  い一年でありますよう願うとともに、皆様にとっても飛躍の年になっ てほしいと思います。   そして今年もおきなわAFFメールについて、引き続きご愛読頂き  ますようよろしくお願い致します。  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  このメールマガジンは、国民の皆さんに、農林水産省及び沖縄総合事  務局農林水産部が進める農林水産行政に関する情報をわかりやすくタ  イムリーにお届けするものです。  ◆配信中止・配信メールアドレスの変更などはこちらからどうぞ。   http://ogb.go.jp/nousui/mail-magazine/index.html  ◆PDFファイルを閲覧するためには、Acrobat Reader が必要です。   沖縄総合事務局農林水産部ホームページ   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