◆令和2年度
〈報告〉
宮古伊良部地区のショートムービー第2弾がYoutubeに公開!
土地改良事業のPRを目的としたNN広報プロジェクト2019(実施主体者:農林水産省)の一環として、
昨年度から制作を進めていました「国営かんがい排水事業 宮古伊良部地区」のショートムービー第2弾がYoutubeのMaffchannelに公開されました。(第1弾は2018年3月29日に公開されています。)
土地改良事業を実施してきた地域には、新田開発や水との闘いなど苦労の「歴史」があります。過去に水不足に苦しみ、水なし農業と言われていた宮古島の苦労の「歴史」から多様性のある農業が営まれる「現在」に至るまでの道筋にスポットをあてています。
土地改良事業の目的や宮古島を象徴する地下ダムなどが果たす役割をショートムービーに収めていますので、ぜひご視聴ください。
※今回の動画では、ドローンによる映像を豊富に使用しています。また、BGMを効果的に活用していますので、音を出してご視聴ください。宮古伊良部地区の歴史的背景、土地改良施設の役割、現在の営農状況などを知っていただくことができると思います。
https://m.youtube.com/watch?v=Jpfv-GWOKsk (Youtubeリンク 3分程度)

◆令和元年度
〈報告〉
ピンフ岳ファームポンドの清掃活動に参加してきました!!
令和元年12月12日(木)に宮古島市のピンフ岳ファームポンドの清掃活動が行われ、事業所のメンバーも参加してきました。
ピンフ岳ファームポンドは前歴事業である国営かんがい排水事業「宮古地区」により平成7年6月に竣工し、水なし農業からの脱却に貢献している施設の一つです。今回の清掃活動は、ファームポンド施設と水をいつまでも大切にしていこうとの思いから、受益集落である宮古北部8地区と宮古土地改良区が主体となって開催し、20名以上の参加者が集まりました。(事業所からは9名が参加)。
当日の天候は晴れ、気温は21℃と絶好の草刈り日より。清掃活動前の点呼では、幹事である福原集落の総代から「農家は慣れているが日頃のデスクワークで体がなまっている事業所の方には暑いだろうからほどほどに頑張ってほしい」と言われてしまいましたが、この日は鎌を片手に気合い十分。ファームポンド周辺に生えている雑草や雑木を苅っていきました。
地元住民、土地改良区、事業所の総勢20名を超える参加者が一致団結して清掃活動を行ったことで、最初は2時間を予定していた活動も1時間弱で終わり、きれいになりました。皆の協力の賜です。
清掃活動後、集落の総代から、今後も、清掃活動を定期的に実施することで、水を大切に使うことへの理解を深めるとともに、集落間のつながりを深めていきたいとの挨拶がありました。土地改良施設は適切な管理があってこそ効果を発揮します。我々も施設を管理してくれることへの感謝の気持ちを忘れないようにするためにも、積極的に清掃活動等に参加していきます。


〈報告〉
進路相談会(宮古島地区)で公務員(農業土木職)の魅力をPRしてきました。
令和元年12月にJTAドームで開催された高校生向けの進路相談会に、事業所の若手職員がブースを出店し、公務員(農業土木職)の魅力をPRしてきました。
進学を希望する高校生が多い中、農業土木という仕事に興味を持ってくれた10名程度の生徒がブースに足を運んでくれました。説明後、高校生からは、「農業土木について興味を持った」や「地下ダムについて知らないことだらけだったので聞けて良かった」等の発言があり、農業土木職の魅力を伝えることができたと思います。
来場してくれた生徒のなかで、将来、農業土木関係の仕事に従事する人が出てくれば幸いです。農業土木の仕事について知ってもらえる貴重な機会であったと感じました。

〈報告〉
仲原地下ダム(箕済東部)建設工事が工事着手しました。〜安全祈願祭〜
令和元年12月12日、晴天の中、仲原地下ダム(箕済東部)建設工事の安全祈願祭が、受注者である竹中土木・古波蔵組JVにより執り行われました。令和元年6月末に契約した本工事は、仲原地下ダムの右岸部に位置し、SMW工法(柱列式原位置攪拌工法)により延長308mの止水壁を造成する工事です。
本工事における技術的な課題として、1.改良深度が深い区間があり、止水壁の鉛直性及び連続性の確保が重要であること、2.断層付近の基盤上面の凹凸が予想され確実な止水性の確保が重要であること、3.工期が3ヶ年と長く、集落とも隣接しているため、地域住民への慎重な配慮が必要であること、などがあげられています。
安全祈願祭では、工事発注機関、受注者及び集落代表の方と一連の儀式が滞りなく行われ、工事が無事故で完了することを祈願しました。

〈報告〉
宮古用水バスツアーが行われました
令和元年8月18日(日)、宮古土地改良区の主催により宮古島市の農業用水に関連する施設を見学する、宮古用水バスツアーが実施されました。このバスツアーは、全国疏水百選に認定された宮古用水を重要な農村資源として保全し、継承することを目的に毎年行われる「宮古水まつり」(今年は8月4日開催)の一環として、宮古伊良部農業水利事業所も協力して開催されています。
バスツアー当日は、26名(うち子ども15名)の参加者に地下ダム資料館や牧山ファームポンドなどを見学してもらい、当事業所からは施設の仕組みについて説明を行いました。
参加者からは、「地下ダムの仕組みをわかりやすく説明してもらえて勉強になった」「子どもにとっても良い勉強になり、バスツアーに参加して良かった」という感想が聞かれました。
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〈報告〉
宮古水まつり2019が開催されました
令和元年8月4日(日)に宮古島市城辺の皆福地下ダム公園にて、宮古水まつり2019が開催されました。
宮古水まつりは、重要な農村資源として位置づけられる宮古用水を、次世代へ継承させる観点から「黄金(くがに)※1、世果報(ゆがふ)※2、宮古用水(みゃーくぬみず)」をキャッチフレーズに、宮古用水が有する美しい景観や伝統・文化等の総合的な価値を宮古地域の付加価値として蘇らせ、地域全体の活性化を図ることを目的とし、宮古土地改良区や当事業所、土地改良総合事務所宮古支所等から構成される、「宮古水まつり実行委員会」が主催となり毎年この時期に開催されています。
まつり当日は、当事業所から宮古用水のパネル展示や模型を使った地下ダムの仕組みの説明を行った他、会場には大型プールやウォータースライダーが設置されるなど、水にまつわる様々なイベントが開催され、大勢の家族連れや観光客が訪れ大いに賑わいを見せました。
来場された方からは、「パネルや模型を見て、地下ダムの仕組みがわかり水の大切さを理解できた」等の感想をいただき、宮古用水について多くの方にご理解をいただきました。
※1 黄金:沖縄の方言で、黄金。また、大切なものが光り輝いていることを指す言葉。
※2 世果報:沖縄の方言で、豊年満作・五穀豊穣など、この世の中の良いことすべてを指す言葉。

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