赤土等流出を防止するために
営農的対策
1 作物の更新時期を変え、裸地の出現を抑える 〇株出し
収穫後、畑に残った株(根茎)の苗芽茎を肥培管理して、再度収穫する栽培方法です。

〇春植え
春の2月~4月頃に植え付けて、その年の12月から翌年の4月頃までに収穫する栽培方法です。
サトウキビは夏植より春植、2月植して多降雨時までに少しでも大きく生長させることで畑面を保護する面積が大きくなります。
2月植(草丈 約2.65m) 4月植(草丈 約2.00m)
2 畑面の保護(雨滴から畑土を守る) 〇緑肥
土作りのために、休閑期に栽培して、腐植させずに生のまま土にすきこんで肥料にする作物です。沖縄では、マメ科の植物が緑肥として植えられています。
緑肥は、肥料や雑草の抑制などの機能だけではなく、土壌を雨から守り土壌流出を防ぐ役割もあります。

3 枯れ草等で畑の表面を覆う 〇マルチング
農作物の株元の地表面をすすき等の雑草や木の枝葉等で覆うことで、雨による土壌の流出を抑えるだけでなく、土の温度変化を緩和する、風による土の舞い上がりを防止する、雑草を抑制するなどの相乗効果が期待できます。
〇 パインアップル植え付け前のマルチング
4 傾斜地では等高線上に作物を栽培する 〇等高線栽培
等高線に沿ってあぜ(畑と畑の境界)をつくることで、斜面の上から流れる水の速度を緩やかにし、土壌の流出を防ぐことができます。

